
こんにちは!「ローカルック」で移住アドバイザーをしているサニーです!
「ホテルの料理長の年収は?」
「ホテルの料理長になりたい…!」
「ホテルの料理長って何をするの?」
と思っている人はいませんか?
この記事では、ホテル料理長の仕事内容や収入相場、キャリアステップなどをご紹介します!
ホテルの料理人への就職や転職を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
移住の第一歩として旅館・ホテルで働くのもオススメ!
【旅館やホテルで働くメリット】
・働きながら地域の人との交流が深められる
・旅館・ホテルで働く=住居もセットで決まる
・初期費用や生活費が抑えられる
「ローカルック」がホテルの仕事をオススメする理由


とてもざっくりお伝えすると、次の2つが移住のファーストステップとして、ホテルの仕事をオススメする理由です!
- ①地域の情報が集まる
観光地の情報など地元の情報が集まる旅館やホテルで働くと、現地での生活リズムを体験し、地域の文化や習慣に触れることができます! - ②仕事と住まいが同時に見つかる
旅館やホテルの寮の家賃は、格安に設定されていることが多いため、住宅の初期費用を減らすことができます。職場によっては、水道光熱費が無料や格安の定額制だったり、まかない付きのところもあります。
そのうえで、実際にホテルの料理長の仕事内容や収入相場などをお伝えしていきますね。
ホテルの料理長とは?仕事内容も合わせ解説


ホテルの料理長とは、厨房を総括する職種を指し、料理全体の監督を行っているポジションです!
料理長は厨房全体を取り仕切り、食材の仕入れから調理、味付け・出来栄えのチェックなどお客様に提供する料理全ての責任を持ちます。
また、調理はもちろんのこと、料理人の采配やメニューの考案、経営などさまざまな業務に携わります。
ホテルの料理長は、ホテル内の複数の飲食部門を管理する仕事で、総料理長と呼ばれることもあります。
料理長は誰にでも就けるポジションではなく、料理人のトップに立つ仕事のため、料理長になるには様々な経験や実績が必要で、高い調理スキルや、マネジメント能力、経営センスなどあらゆるスキルを身につけている必要があります。
ホテル料理長の仕事内容
ホテルで働く料理長の仕事は、ホテルの飲食部門を管理することとお伝えしましたが、具体的にどのような仕事内容があるのか紹介します!
- メニュー考案
- 仕入れ
- 料理調理、チェック
- マネジメント
1つひとつ見ていきましょう!
メニュー考案
ホテルの顔となるような、オリジナル商品や季節にあわせたコース料理を考案します。
ランチ、ディナーで提供される料理、ルームサービスで提供される料理、パーティーや宴会などで提供される料理などホテルで提供される全ての料理のメニューを考案し、その責任を持ちます。
また、ホテルの垣根を飛び越え、企業とのコラボレーションメニュー、監修メニューの開発をすることも。
ホテルのブランディングにもなる商品開発は、調理技術だけではなくマーケティングの知識や企業との連携力が必要になります。
仕入れ
これはメニュー考案にも関係する仕事で、メニューに必要な食材、季節の旬の食材、品質、コスト、量、これらをシェフ自ら市場、農場などに足を運び仲買人や、生産者とやり取りをして必要な食材の仕入れを手配する仕事です。
料理調理、チェック
大規模なホテルではそれぞれの料理(肉・魚・野菜)に専属の料理人がいる場合も多く、その料理人の作った料理を提供する前に最終確認することや、料理長自身も調理し、ゲスト(宿泊者)に提供する仕事です。
大量の料理を一定のクオリティを保ったまま手際よくお客様に提供できるよう、ホテルシェフは厨房に立って現場を指揮します。
レシピや味のチェックはもちろん、料理人の配置や料理の段取りなども進めていきます。
マネジメント
レストランスタッフの管理もシェフの重要な仕事の一つです。
コックの得意・苦手分野を見抜き配置を考えたり、ビジネスの面でも利益を上げる方法や、チーム体制を考えるなど管理責任者としての仕事も重要な仕事です。
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以上が、ホテル料理長の仕事内容でした!
まとめると次の通りです。
- メニュー考案
- 仕入れ
- 料理調理、チェック
- マネジメント
続いては、ホテルの料理長の年収相場を紹介していきますね!
ホテルの料理長の年収相場


ホテルの厨房責任者である料理長ですが、その年収には個人差があります!
総料理長の年収は施設の規模や料理のジャンルによって幅が広いですが、大体500~1000万円ぐらいが相場と考えていいでしょう。
一般的なシティホテルの総料理長の年収の相場は、400〜500万円とされています。
一方、高級ホテル・外資系のホテルでは年収1,000万円を超えるシェフもいます。
ここからわかるように総料理長といっても400〜1,000万円と大きく差があります。
年収と比例して求められる技量、経験も上がっていきます。
その中でより高い年収を得るためには、客単価の高いホテルを選ぶことが重要です。
多くの場合客単価が高いのは高級ホテルであり、それ相応の技量と経験スキルが必要になるので、修行の段階から高級ホテル、高級レストランなどの経験が積める場所で修行することが近道になります。
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以上が、ホテルの料理長の年収相場でした!
続いては、ホテル料理長として高い年収を得るためにできることを紹介していきますね!
ホテル料理長として高い年収を得るためにできること


ホテルの料理長として高い年収を得たいのなら、客単価の高いホテルで働くのがおすすめです!
一般的にスタッフの給与が高いホテルは、宿泊費や食事代などの客単価が高い傾向にあります。
一泊1名あたりの宿泊料金の相場を、ホテルの業態別にみてみましょう。
・カプセルホテル:3,000円~5,000円程度
・ビジネスホテル: 6,000円~10,000円程度
・シティホテル:10,000円~数十万円程度
・リゾートホテル:15,000円~数十万円程度
カプセルホテルやビジネスホテルなど宿泊特化型のホテルは、基本的に泊まることだけを目的としているため、全体的に料金が安く設定されています。
一方、シティホテルやリゾートホテルなどは宿泊以外のサービスや食事などを充実させていることが多いので、その分宿泊料金が高く設定されているのです。
客単価の高いホテルで働きたいと考えるのであれば、シティホテルやリゾートホテルなどでの勤務を検討すると良いかもしれませんね。
ただし、その中でも年収に幅があるので、高級ホテルや有名ブランドのホテルなど、ハイクラスホテルを選ぶことでより高い年収を狙うことができるでしょう。
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以上が、ホテル料理長として高い年収を得るためにできることでした!
続いては、ホテル料理長になるまでのキャリアステップを紹介していきますね!
ホテル料理長になるまでのキャリアステップ


ホテルの料理長になるには、料理人としてのキャリアが重要です!
高級ホテルや有名ブランドのホテル料理長になることで高い年収を目指せるとはいえ、ホテルの料理長はそう簡単になれるものではありません。
ホテルの料理長になるためには料理人としてのキャリアをしっかりと積まなければならず、ハイクラスのホテルで働くとなれば、それ相応の能力やスキルが必要となります。
まず初めは見習いとして皿洗いや清掃、仕込みなどからスタートし、その後は料理人として食材や調理方法の知識を習得し、調理技術を磨いていきます。
料理のジャンルにより詳細は異なりますが、料理人として十分な実力が認められれば、副料理長、料理長とステップアップしていくことが可能です。
資格よりも経験が重要な料理の世界では、料理長になるための必須資格はありません。
しかし、部門のトップとして働く以上、調理師免許の取得が必要とされるケースは多いようです。
料理人としてしっかりと実力をつけることができれば、ホテルの料理長として高い年収を得るだけでなく、総料理長や独立などを目標に、さらに活躍の場を広げることができるでしょう。
また、総料理長として働くには調理師免許の資格を取得しているほか、以下のようなスキルも求められます。
・経営センス
・コミュニケーション能力
・シェフなど調理の責任ある立場の経験
料理だけでなく、スタッフのマネジメントや経営などについても幅広く管理できる能力が必要です!
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以上が、ホテル料理長になるまでのキャリアステップでした!
料理人の就職・転職については、こちらの記事も参考にしてみてください。
続いては、ホテルの料理長に向いている人の特徴を紹介していきますね!
ホテルの料理長に向いている人の特徴5選


ホテルの料理人に向いている人の特徴を紹介します!
- 新しい知識や技術を学び続ける姿勢がある人
- 人材育成や経営にも興味を持ちチームワークを大切にする人
- コミュニケーション力がある人
- リーダーシップがある人
- 忍耐強く、体力に自信がある人
一つ一つくわしく見ていきましょう!
新しい知識や技術を学び続ける姿勢がある人
新しい知識や技術を学び続ける姿勢のある人はホテルシェフに向いているでしょう!
料理の世界は常に進歩しているため、シェフになれたことに満足して努力をやめてしまうとすぐに時代から取り残され、後輩に抜かされてしまいます。
料理長として働き続けるためには、常に向上心を持って仕事に取り組むことが大切です。
人材育成や経営にも興味を持ちチームワークを大切にする人
ホテルシェフは飲食部門の管理を任されるため、部下の指導や経営などのマネジメント業務に興味がある人は適性があるでしょう。
宴会やパーティーではたくさんの料理人と協力して仕事を進めていくため、チームワークを大切にする協調性も必要です。
コミュニケーション力がある人
厨房のトップに立つシェフには、コミュニケーション能力も欠かせません。
後輩や部下との信頼関係を作ったり、厨房の空気を良くして活気を上げたりするためには、シェフ自らが積極的に周囲とコミュニケーションをとることが大切です!
リーダーシップがある人
シェフには、大勢の料理人をまとめながら厨房を取り仕切ることのできるリーダーシップ性が求められます。
料理に関する高いスキルがあることはもちろん、全体を見つつも細かいところまで気を配ったり、トラブルが起きた時には素早く適切に対処したりと、現場を引っ張っていく力が必要です。
忍耐強く、体力に自信がある人
基本的なところですが、シェフとして働くには忍耐力や体力が必須です。
毎日朝早くから深夜まで重い鍋やフライパンを扱いながら厨房に立ち続けないといけませんし、下積み期間や独立直後はハードな毎日が続きます。
シェフとして働き続けるには、十分な体力と適切な体調管理が必要です。
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以上が、ホテルの料理人に向いている人の特徴でした!
まとめると次の通りです。
- 新しい知識や技術を学び続ける姿勢がある人
- 人材育成や経営にも興味を持ちチームワークを大切にする人
- コミュニケーション力がある人
- リーダーシップがある人
- 忍耐強く、体力に自信がある人
さいごに|料理長として年収を上げるには、長期的な努力が重要!


今回は、ホテル料理長の仕事内容や収入相場、キャリアステップなどをご紹介しました!
ホテル料理長の年収や必要なスキルについてみてきましたが、ホテルの料理長として高い年収を得ることはもちろん、料理長になるためには長期的に努力し続けることが大切です。
料理人として腕を磨くだけでなく、厨房の責任者として全体を統括する力が必要となります。
しかし、ホテルの料理長として働くすべての人が、初めから高いスキルを持っていたわけではありません。
ホテルの料理長は経験の有無に関わらず目指すことのできる職業の一つと言えます。
この記事を通して「ホテルの料理長を目指してみたい!」「料理長としての年収を上げたい!」と思ったら、「ローカルック」にご相談ください!
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